久しぶりのタップレッスン、いつものウオーミングアップ後振付に。

曲は「Laura」（デイヴィッド・ラクシン）。
1944年に公開されたハリウッドのフィルムノアール「ローラ殺人事件」
のテーマでジャズのスタンダードナンバーとしてもよく知られているらしい。

作曲のラクシンはシェーンベルクの弟子だそうな。

映画の監督はオットー・プレミンジャー（帰らざる河、栄光への脱出など）
出演はジーン・ティアニー、ダナ・アンドリュース。

ビッグバンドの美しい演奏も素晴らしいけど、ジーン・ティアニーの
美しさに見惚れてしまう。あの頃のハリウッド女優は宝石のように
輝いている。

しかしこの曲でタップ踊れる気がしない💧振付の長さに先づ心が折れ、
速さに付いていけず…。
でも踊れたらカッコいいだろうなぁ❤️

とりあえず先生には来年これを赤いタップシューズで踊ると豪語したので
とにかく前進前進。
永遠に見える道も必ずどん詰まりがあるのさ！

どん詰まったらあかんやーん！

なぜ書けなかったのか、なぜ書かなかったのか、なぜ書きたく
なかったのか。

そもそも私はものを書く事を生業としている訳でもなく
演奏家なのだからそんな事どうでも良いのかなと思ったりもする
けど、せっかくこうして書く機会があるのだからやはりここは
しっかり自分の思いを伝えるべきかな
と考え直して…

更新は半年ぶりだけれど、活動を休止していた訳ではなくそれどころか
稀に見る慌ただしさというか、色々な変化があったので、
それは追々書くとして（もうこうなっては
日記ではなく回想録だなぁ…）更新出来ずにいた大きな要因の一つは…

一昨年の9月に急死した愛犬のことが常に心の中にあって、悲しみを
忘れるためにあらゆる事に挑戦した後の虚脱感。

そしてもう一つは（こちらの方が多分大きな要因）自分が何か発信する
事への影響。

まだ不安が無くなった訳ではないけど元々物事を深く考える質ではないので
あまり悩まず演奏家として活動を発信していくのは自然なのかなと、
ようやく自分の気持ちに整理がつき
これからもネタが有る間は続けたいなと思っています。

という事で、続く…。

満員御礼。
1年前の構想から始まり場所探し、フライヤー、ランチメニュー、音響など全ての手配を夫と二人三脚でこなし、最大の難関である当日のタイムキープもほとんど想定内に収まり、やれやれ、11月は暮れていく…。

さて、私の大切な仲間達のお話。

☆演奏チーム

ヴァイオリン木村直子さん、ソプラノ槇野綾さん、パーカッションなん、ピアノ南木優子。
今回は楽譜をほとんど私が作ったので本番ギリギリに渡したにもかかわらず思い通りの演奏をしてくれました。さすがプロ！
何かで読んだのだけど、しなくちゃいけないことを先延ばしにするのは悪いことばかりではないらしい。期限までに一気に集中してする方が良いものが出来る場合もあるらしい。
…というのは勝手な言い分ではあるし、周囲は大迷惑だけど（笑）、そのつじつまを合わせて本番に全てを出せるのがプロであると、私は勝手に思っている❤️
最強、信頼できるプロ集団！褒め過ぎか💧

☆音響さん

今回は、いつも利用しているスタジオのベースオントップさんにお願いしたのだけど、そこの長澤さん（勝手に名前出してごめんなさい）が、いつもニコニコ、重い機材運ぶ時もニコニコ、短時間で設営からマイクチェックまでしろという無茶振りにも動じず、本当に感じの良い人なの〜 ❤️
今回の音はすごく自然だったとお客様から褒めて頂きました！

☆フラダンスチーム

私の愛するハンドベル仲間にフラダンスをずっと続けている人達がいて友情出演してくれました。生演奏で気持ち良く踊っていただけたかな？
お揃いのハワイアンドレスも素敵なんだけど、私には無い色気があってドキッとします。綾ちゃんの歌声もフラにぴったり❤️

☆タップチーム「fumi×fumi」

タップの思い出というか、出会いはやっぱり「雨に唄えば」かな。
雨の中、ジーン・ケリーが唄いながらタップを踏むシーンは人生の楽しさを教えてくれた。
そのタップを習い始めて半年、まさか人前で披露するとは！
運動音痴の私に出来るのかしら！と思っていたけど、「タップは究極、音が鳴れば良いんです。」といつも笑顔で励ましてくれるショータ先生のおかげでレッスンが段々と楽しくなってきて、もっと色々なパフォーマンスが出来るようになりたいと思うまでに！
誘ってくれたヴァイオリンの直子さん、私より少し前に習い出したヴィオラのペーちゃんと共にステージで演奏してていきなり踊り出す！なんてシチュエーションもあるかも❤️

fumi×fumiはと言えば、私達とのコラボ、音楽無しのアカペラ、どちらも素敵すぎる❣️
タップのこと知らなくても楽しめるけど、少しでもやったことある人なら、どれだけ難しいステップ踏んでるか、それを難しく見せないで楽しんでるか分かると思います。
到底その領域は無理だけど、私は本当にリズムが好き❤️タップがだ〜い好き❤️

☆フォークダンス市村香代子さん

今回、なぜこのようなイベントをする事になったか。
市村さんとの出会いが全てです。すごい人なの。本当に、この人すごいのよ！
人の幸せを助けけてくれて、そして自分もきちんと大切に出来る人。
フォークダンスがなかなか普及していかない。と日本中を駆け巡ってるけど、今回のお客様の反応の良さ！直ぐに輪を作って踊ってくれました。
昔覚えた事は体が覚えているんですね。体が反応する、というか。

手と手を繋いで輪になって踊る。
自然と笑顔になる。
それを観て、私も笑顔になる。
これこそ私が本当にやりたかったこと。
“フロインデ・デア・ムーセ ”の真骨頂です。

最後に、連休中沢山のイベントの中から選んでいただきご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。
そして1番の功労者、旦那様、こき使ってごめんなさい❤️

昨夜22時を過ぎて大学で練習していた娘が帰宅し、うどんすきを食べながら溜め息の連続。
私「どうしたの？」
娘「明日、オカモトズのグッズ販売がNHK大阪ホールであるんやけど、オケやアンサンブルの練習で大学抜けられないから買いに行けない😭」
私「それは仕方ないね」

…翌朝…
やはり溜め息。
私「そんなに欲しいなら誰かに頼んでならんでもらったら？」
娘「そんなん人に頼んだら悪いやん」
私「そりゃそうだ」
娘「ママ暇？」
………んなわけないやろ💢私は人とちゃうんか～い！

かくかくしかじか。結局、私のコンサートのスタッフとして手伝う交換条件で私が並ぶことに。
そんなん、中学の時に宇宙戦艦ヤマトの映画のポスター買うのに並んだ時以来やわ～。

15:45～の物品販売に合わせて、12時頃から並ぶと言うので、さすがにそれは無理！
でもせっかく行って売り切れは嫌だから、タップのレッスンも休み、編曲途中の作業も放り出し、練習しないといけない楽譜を横目にかわいい娘のために14時に出発。NHKに着いた❤️
あら、もしかしてまだ並んでないやん。
もしかして私が一番乗り～？

15時を過ぎて、さすがに心配になってきた。
オカモトズのブログやらオフィシャルサイトやら調べて確認してみるけど場所も時間も合ってる。？？？
頭が、私はどこ？私は誰？の世界に迷い混み、出口の無い樹海状態に陥る。

11/2オカモトズ、中野サンプラザ
11/9オカモトズNHK大阪ホール
物品販売は…と続く。
ブログも11/2で更新されてない。
ブログにはグッズ販売、既に長蛇の列とある。

…なになに～？私は異次元のNHKホールにいるの～(>_<)？
11/2中野サンプラザ
11/9NHK大阪ホール
……待って待って。今日は11/9よね？

私の所属するオヤジバンドAMAKUSAのプログラム

1. 古い日記
2. 勝手にしやがれ
3. 時の過ぎ行くままに
4. ルビーの指環
5. 銃爪

11月10日大阪メトロ長居駅5番出口すぐ
ライヴ＆Bar DEPO

騒動の前にプログラム決まってましたんで。あちらが後なんで。悪しからず。

乳がん、がテーマだった。若い方に癌患者が増えている。ゲストは矢方美紀さん。

9年前を思い出した。癌を告知された時のこと。医者の顔を見ながら、この人誰のこと言ってるんだろう、まさか私のことじゃないよね。可笑しいことに、1番最初に出た言葉は「演奏は続けられますか？」だったような。
有難い事に、演奏、続けております。

NHKだし失言しないように、デリケートな内容なので皆さん言葉を選んで話している感じ。
明らかに深刻な顔つきのゲストの方々の中で、矢方美紀さんは淡々と体験を話されていました。若いのに既に人生の多くを悟って病気を受け入れている感じだった。

彼女を見ながら涙が出てきた。私もその時生きようと必死で、とにかく家族のために、自分のために「神さま、この先苦難しかなくても生かしてください。」と手を合わせた。
お医者さん、家族、友人の支えがあって治療も一段落したけど失ったものもたくさんあって、
本当に辛いのは癌との闘いではなくて失ったものに気づいた時かもしれない。
命は助かったけど、その先の長い人生に病気と共に生きていく覚悟が無いと結局死んだように生きないといけなくなる。
癌患者も健康な人も希望がないと生きられない。

生きていることに感謝。

ソプラノ 槇野 綾さん
ヴァイオリン 木村 直子さん
チェロ 木村 政雄さん
ピアノ 南木 優子

声の力ってすごいな〜。声楽家は体が楽器だから生き方そのものが声に出るような気がする。
歌姫、綾さんの声の力。
私はピアノの音色に生き方出てるのかなあ。誰かおしえてください（笑）

10月18日、タップレッスンへ。今年5月から始めたタップ。半年経ってただいま夢中。
コツンとタップシューズを鳴らすと自分が打楽器になったような感覚になる。
音楽に合わせてリズムを踏むと気分も上がる。
自分の息子のような年齢の先生にあの手この手でレッスンしてもらい一応シムシャムという振付でちょこっとだけ踊れるようになりました。
新しいことを始めるワクワク感、何歳になってもときめく♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

次の目標！☆彡 真っ赤なタップシューズでスポットライト浴びながら踊る！

娘の小学校から高校までPTA活動をしていた時の仲間と子供が成人した後もずっとお付き合いがあって、その仲間でミュージックベルの会を作っています。

音符が読める人ばかりではなく、最初はタイミングが合わずになかなか大変だったけど、そこはPTAの団結力と集中力、責任感の集まり。1年も経てばレパートリーも増えコンサートが出来るまでになりました。

新しい仲間も入り、毎月1回ヤマダカフェというオシャレなカフェのご好意でおしゃべりしながら練習を楽しんでいます。
無料コンサートも依頼が有れば是非やりたいと思ってます。

こう見えて（どう見えて？）音大生の時からロックバンド活動をしていて、今はボーカルの夫と義理の弟のギター、幼馴染のベース、1番若くて1番賢いのに1番アホなことするドラムの5人でバンド活動をしている。オヤジバンドは世の中にいっぱいあるしそう珍しくないけど、自慢じゃないけど、そんじょそこらのバンドとは違う。みんな若い頃からバンドマンで、今は日本を背負って立つ中堅サラリーマン。みんな上手い。楽しい。

そして練習終わりの一杯。一杯の幸せ❤️いっぱいの幸せ❤️